NPO法人 ふらっとコミュニティ|山口県宇部市海南町2-58-1
TEL&FAX:0836-21-1552
皆さんが役割をもって、主体的に活動できる日中一時支援事業所です。
だれでも、いつでも利用でき、自分らしくいられる場所です。
陽だまりのように暖かい家、みなさんの心がぽかぽかとなることを願っています。
ひきこもりの家族が集まり、お互いに励まし体験を伝え合うことで、親たちが心の平穏を保ちながら子どもへの接し方を学びます。
やがては、子どもの回復を目指している会です。
気軽に参加できます。ひとりで悩まず、一緒に語り合いましょう。
2019年度は宇部市にお住まいの方に、メンタル相談会を実施します。
お困りごと相談の詳細はこちら
フォーラムを行っています。
【お問い合わせ先】
主催:NPO法人・ふらっとコミュニティ
TEL&FAX:0836-21-1552
1講座 病気の症状と仕組みについて
2講座 病気の経過と治療
3講座 抗精神病薬について
4講座 病気への対応の仕方
5講座 精神科リハビリテーションについて
【5講座】精神科リハビリテーションについて |
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講師:山口大学大学院医学系研究科 保健学系学域 講師 山根俊恵 |
![]() 代表理事 山根俊恵
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感想 |
精神科のリハビリテーションでSSTが大切という話は聴いたことはありましたが、具体的な方法等については初めて聴くことができました。地域で生活している当事者の社会性を高めるという意味でも、もっと多くの事業所が前向きにSSTに取り組んでくれたらいいなと思いました。 【福祉職 Hさん】
いつも同じ失敗を繰り返すといった生活のしづらさの特徴があっても、本人が失敗に気付かないためになかなか親に相談をしてくれません。また相談された時には、親としてどう本人に判りやすく伝えたらいいのか難しく思っています。 【家族 Cさん】 第3、4、5回の講座を受講して当事者の息子に向かい合う、親にとって絶対必要な基本の教えだったように思います。薬の知識、当事者との向かい合い、病気のことを良く知ること、リハビリの難しさなど…。一足飛びに治癒する病でないことゆえに改めて勉強しなければならないと思いました。 【家族 Mさん】 |
【4講座】病気への対応の仕方 |
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講師:山口大学大学院医学系研究科 保健学系学域 講師 山根俊恵 |
![]() 代表理事 山根俊恵
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感想 |
ビデオや当事者の話を通して、支援者のかかわりや当事者の方の想い、それに病気についてなどの話を聞くことができました。今まであまり聴く機会のないお話だったので新鮮な感じがしました。地域支援に関わる人たちはもっと地域で生活している当事者の方の想いに耳を傾ける必要があるように感じました。 【福祉職 Tさん】
普段の生活での対応が一番大切だと分かってはいてもなかなか難しいのが現実です。専門家のアドバイスやビデオはとても参考になりました。 【家族 Cさん】 |
【3講座】抗精神病薬について |
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講師:医療法人 和同会 片倉病院 薬剤室長 村田幸子 先生 |
![]() 代表理事 山根俊恵
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感想 |
精神科の病気が先生の診察や薬により治療効果を発揮することが良く分かりました。中でも作用、副作用の話や時代により色々な薬が開発されてきたことは、とても参考になりました。今後は自分が関わっている当事者の方の薬の処方にもっと関心を持っていくつもりです。 【福祉職 Mさん】
薬の効果にも個人差があり、人によっては古い薬の方が効く場合があるということが分かり、新薬ばかりに捉われる必要がないことを知りました。親としては副作用の少ない薬が開発されることを願っています。 【家族 Bさん】 |
【2講座】病気の経過と治療 |
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講師:山口県立こころの医療センター 高松 範雄先生 |
![]() 代表理事 山根俊恵
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感想 |
私は現在、統合失調症歴24年余りになる息子と二人暮らしです。今回、ふらっとコミュニティの月1回の講義(1年間を通して)に参加を申し込みました。参加の目的は、以下のとおりです。 ①病状を知ること(どんな事態に遭遇しても適切な対応ができるように)②専門の講師の講義を聞いて知識を得ること(子供達のため、自分のため)③家族間の交流(家族で男性の参加が少ない中、父親側の意見や質問は参考になる) その他、私の思うこととして色んな参考書などを紹介していただくのも嬉しいのですが、年配者も多いため、全部を読みつくして理解できる人は少ないのではないかと思います。前回のように図解での講義は分かりやすかったです。次回から楽しんで勉強します。【家族】 |
【1講座】病気の症状と仕組みについて |
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講師:山口大学大学院医学系研究科 渡邉義文 教授 |
![]() 1講座では、医療者、家族を含む22名の参加がありました。宇部市内の方だけではなく下関市からの参加者もあり、ご家族の熱い思いに触れることの出来る時間となりました。今後もご家族のニーズに応えることができるように、いろんな取り組みをしていきたいと思っています。 代表理事 山根俊恵
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感想 |
精神障がい者の家族勉強会の1講座に参加しました。まず、渡辺教授から病気の症状の仕組みについて、というテーマでの講義がありました。統合失調症が、様々な要因が絡み合って発症することや、症状には、陽性症状や陰性症状があることを聞きました。また、これまでは、原因が分からず、治らない病気というイメージがありましたが、今日では脳の病気で、症状を薬である程度コントロールできるようになってきた、というお話もありました。合わせて、ストレスに弱く、再発を起こしやすいこと、家族の対応が大切であることも聞きました。その後、参加されたご家族から、服薬や、主治医との連絡の取り方、症状、社会からの偏見、対応について質問がありました。ご家族の意見を聞ける貴重な機会で、ご家族の方は、気持ちを言える場がなかったり、お互いの情報交換できる場が、思った以上に少ないということが分かりました。ご家族をサポートするためには、このような場を充分に生かすことが重要だと感じました。 【医療者 Sさん】
病気だけの講義だけではなく、毎日の生活について迄の説明などとても判りやすく勉強になりました。今後の講義が楽しみです。 【Kさん】 |