先日、宇部市の福祉会館にて宇部市障害者ケア協議会の精神部会によるクイズ大会「福祉クイズ おとっくナンバーワン」に参加してきました。

ケア協は主に障害者の支援を通じて、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指して集まった人たちのボランティア団体です。

その中の精神部会は心を病み引っ込み思案になっている人たちが地域で安心して過ごせるための支援体制について障害者と共に検討し、生き生きと社会参加できるように支援していくことを目指すことを活動方針としています。

この度、その精神部会による、さまざまな福祉制度を皆に楽しく知ってもらうということを目的とした、クイズ大会が開催されました。

このクイズ大会も障害を持った精神部会員による発案です。

クイズ大会は2部構成で、第一部は事業所対抗クイズ、第二部は全員参加〇×クイズが行われました。

事業所対抗クイズは各事業所から代表3名が出場しました。

事業所3チームで対戦するのを2グループ、計6チームが参加しました。

持ち点5点から開始し、出題された問題の答えを協力して考え、その答えをフリップに書いて回答するというのを4問行いました。

その際回答の自信に応じて、自分の持ち点を賭けることができます。そして正解すると賭けた点数の2倍の点数が返ってきます。

持ち点5点→3点賭ける→正解→持ち点8点 のような形です。

ふらっとチームは1問目で4点をかけ、間違えてしまうという痛恨のミス!

持ち点をほとんど失ってしまいましたが、その後コツコツと正解を重ね、他チームのミスも幸いし、なんとか3チーム中2位でゴールすることができました。

問題は思っていたよりも難しく、知らなかった福祉の制度なども知ることができました。

その後は〇×クイズに参加し、来場者全員で参加し、ワイワイとクイズを楽しみました。

精神部会では、仕事の場、遊びの場、くつろぎの場、学習の場などについて、この地域で精神障害者がどのようなプログラムに参加できるか、どんな場が必要なのかを検討すると共に、一緒に参加できる場を開発しています。

過去には、福祉サービス事業所の見学をスタンプラリー形式で行ったり、合同クリスマス会を行ったり、運動会を行ったりと様々なイベントを開催しています。

今後も様々なイベントが開催されると思うので、是非ふらっとの皆で参加したいですね。